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 地方独立行政法人岡山県精神科医療センターは令和4年4月から第4期5ヶ年中期計画に入りました。第1期~第3期では、ほぼ目標を達成し、地方独立行政法人として順調に経過しています。第4期も引き続きこの方向を維持したいと思います。また、副理事長に山田了士先生を迎え、新たな風も吹いてくると期待しています。

 私たち医療従事者がいつも願っていることは、患者さんが少しでも笑顔を取り戻し、生きていてよかったと感じていただけることです。人としての尊厳を第一に、安心・安全の医療を目指すのも、そのためです。

 精神病院において安心・安全の医療を提供し続けるためには、何よりも適切に患者さんに寄り添うことのできる良質なスタッフを育成することが必要です。現在の社会保障をめぐる状況は大変厳しく、患者さんの可処分所得も減少し、スタッフの実質賃金も減っていく中で、医療全体の縮小が進んでいます。この困難な状況にあっても、私たちが患者さんに届ける医療が劣化することはありません。

 私たちは、どんなに生活が苦しかろうと、どんなに仕事が大変だろうと、患者さんからいただいた笑顔を忘れません。今日もあの笑顔を受け取るために24時間365日の救急医療、様々な精神科専門医療を届け続けます。

《潮ヨシ、風ヨシ ヨーソロー!》

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