かかりつけ医等発達障害対応力向上事業
概要
目的
発達障害のある人のライフステージを通じた支援における医療の重要性に鑑み、発達障害のある人が日頃より受診する診療所の主治医等の医療従事者等を対象とした研修を実施して、早期発見・早期支援や他領域との連携による包括的支援等のための対応力の向上を図ることにより、県内地域における医療を基盤とした支援体制の整備に資することを目的とする。
事業主体
岡山県・岡山市
事業内容
- 研修への参加
- かかりつけ医等発達障害対応力向上研修の実施(年4回)
実績状況(R3年度)
1.国研修への参加実績

2.かかりつけ医等発達障害対応力向上研修開催実績
令和3年度は、ライフステージごとの医療と支援の基本事項について研修会を開催した。
① 幼児期
- 診察の手順、診療のポイント、患者家族への説明の実際
- 幼児期の療育、保育園・幼稚園での支援の実際、親子支援の概要について
② 学童期
- 診察の手順、診療のポイント、患者家族への説明の実際
- 教育の視点からみた学校・教育での特別支援、合理的配慮について
③ 成人期・思春期
- 診察の手順、診療のポイント、患者家族への説明の実際
- 活用できる障害福祉サービスについて
④ トラウマインフォームドケア
- 児童・思春期診療でのトラウマインフォームドケアの具体的内容と重要性について
- トラウマインフォームドケアの基本事項について
- トラウマフォーカスト認知行動療法の概要について

◎全4回の修了者:199名
今年度は、研修を平日の夜に完全オンライン形式で開催し、誰もが気軽に参加・視聴できるよう工夫したことにより、多くの参加があった。
