地方独立行政法人 岡山県精神科医療センター

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先輩の声

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リカバリーの意識を持ち、
患者さんの希望に沿って支援することを心がけています。

菅井 玲央(看護師 / H29入職)

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 私は救急急性期病棟に所属しています。精神病症状の亢進、気分の変調など病状が活発な状態の方が多く入院してきます。健康的な生活が送りたくても病状によって本来の性格や趣味嗜好が阻害されていることも多く、患者さんの内面やニーズを把握するためにも、まずは関係構築を大切にしています。また、患者さんだけでなく家族へのサポートも大切に、面会時には労いの声かけやフォローを行なっています。

 患者さんのリカバリーや希望を叶えるためには、薬剤治療だけでは達成できません。医療者の価値観を押しつけず、患者さんの希望を尊重し、自立性を引き出して自己決定を支えることによって、治療の基盤ができると思います。入院時から退院後の生活を見据えた支援は、人それぞれで課題も多く大変ですが、患者さんの回復に貢献できた実感、自身も成長できた実感が持てる、とてもやりがいのある仕事です。

働くママとしていられる職場環境です。

久山 葵(訪問看護・看護師 / H26入職)

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 私は育児休業明けから訪問看護に所属しています。統合失調症やうつ病などの患者さんの訪問に行っています。患者さんのなかには産後から発症され、子育てと家事のバランスや仕事復帰に不安を抱える方もいます。私は子育てや主婦としているからこそ患者さんの思いに寄り添え、病気と上手に付き合いながらお子さんをはじめ家族と患者さんが望む暮らしになるよう支援しています。訪問看護は患者さんの人生の一部に携わり、その人らしさを大切にしながら地域生活を支援しており、患者さんや家族が回復を実感でき、私も一緒に実感できた時にやりがいを感じます。

 また私は育児休業中、仕事復帰に不安を抱えていました。「子供が熱を出したらどうしよう」「保育園の迎えにも間に合うのか」「上司や同僚に迷惑ならないか」など多く考えていました。ですが実際復帰して子供が体調不良の際は、「こちらは大丈夫です。お子さんの傍にいてあげてね。」と配慮してくださり、早退や休みをもらえています。体調が回復した後には「大変でしたね。久山さんの体調は大丈夫ですか。また何かあれば教えて下さい。」と声をかけて下さる職場です。相談事も上司や同僚にしやすく、毎日の保育園への迎えも間に合うように仕事量も調整できています。私も現在子育て中の方や後輩が働きやすくなるよう、「お互い様」でいられる職場環境であり続けたいと思っています。

 子育てと仕事の両立は簡単なものではありません。どのような働き方で、どのような子育てをし、どんな親でありたいか、きっと働くママはぶつかる壁かと思います。ですが家族や職場の理解や協力があるからこそ、私は働くママとしていられるのだと日々感じています。

患者さんのありのままを受け止める。
そっと手を添えられる看護を心がけています。

内藤 学(看護師 / H25入職)

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 私が精神科という領域に興味を持ったのは、看護学生時代のことです。ここ岡山県精神科医療センターより看護スタッフの方が授業に来てくださっていました。当時担当だった先生の授業は、実体験をありのままに伝えるという形。そこから見える疾患と人との関係がとても興味深く、精神科看護の奥深さにときめいたことを覚えています。今でも心の残っている先生の言葉が、「ただそこにいることの大切さ」です。入職してからその言葉の意味するものを時折考えることがあります。多くの患者さんは病気にではなく、病気から生まれた「生きにくさ」に苦しんでおられます。個々に異なる回復を支えることは困難も多いですが、患者さんの笑顔に私自身も支えられながら、そっと手を添えられる場所にいられることを意識し日々看護を行っています。